ロサンゼルス・レイカーズは現地8日、昨季NBAチャンピオンのミルウォーキー・バックスに完敗した。

ベンチに下がったレブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビスのひどく落ち込んだ姿は、まさにレイカーズの現状を物語っていると言えるだろう。

では、ベンチでうなだれたジェイムスとデイビスに対し、第4Qでコートに立てなかったラッセル・ウェストブルックはどのような言葉をかけたのだろうか？

ウェストブルックはジェイムスとデイビスにかけた言葉について質問されると、次のように答えたという。silverscreenandroll.comが伝えている。

ただ彼らに励ましの言葉をかけただけだ。

ただ「プレイし続けろ。タフな夜だった」と伝えただけだ。

彼らに「僕は君たちを助けたかった」と伝えた。

残念ながら、僕はコートに立つことができず、彼らを助けることができなかった。

僕は彼らを助け出すためにここに来た。

残念ながら、僕はそうすることができていない。

だが、（出場機会は）僕が決めることではない。

ウェストブルックがジェイムスとデイビスを励ます姿は美談かもしれないが、NBAファンはウェストブルックを嘲笑するシーンとしても見ている。

SNS上ではウェストブルックをあざ笑うかのような投稿が相次いでいるという。

一方、「ウェストブルックはスケープゴートにされている」という声も少なくないが、ウェストブルックが評価を取り戻すためにはコートで実績を残すしかないだろう。

なお、ウェストブルックはホームのファンからのブーイングについて、「リスペクトの表れ」と語っている。