ドワイト・ハワード「2年前を思い出すのは良くない」
2年前のロサンゼルス・レイカーズはNBAトップクラスのディフェンスを誇ったチームだった。
だが、その後はディフェンスよりスコアリングとプレイメイクに重きを置き、その結果NBAチャンピオンから遠ざかってしまっている。
では、NBAタイトル獲得に貢献したひとりであるドワイト・ハワードは、当時と今のレイカーズをどう見ているのだろうか?
この質問に対し、ハワードは次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。
本当に難しい質問だ。
僕たちは後戻りできないからね。
違うチームであり、違うシーズンだから、過去には戻れない。
2年前のことを思い出すのは、僕たちにとって良いことではない。
僕たちは新たなスタイルでプレイするチームになったんだ。
今の僕たちにはスコアラーがたくさんいる。
リズムが必要な1on1スコアラーが多く、彼らがリズムを掴むためにはシュートが必要だ。
ハーフコートバスケットボールのチームになったようなものさ。
レブロン(・ジェイムス)のポストアップ、AD(アンソニー・デイビス)のポストアップ、ラス(ラッセル・ウェストブルック)のポストアップ、メロ(カーメロ・アンソニー)のポストアップ。
THT(テイレン・ホートン・タッカー)のように、アイソレーションで攻める選手もいる。
だから2年前とは違うんだ。
現在のレイカーズはオフェンスを優先しており、2年前のようなディフェンシブなチームではなくなった。
それが安定性を欠く大きな要因になっていると考えられるが、レイカーズのフロントオフィスは今季の結果でそれを学んだことだろう。
願わくば来季は強烈なディフェンスから流れを掴むスタイルを取り戻してもらいたいところだ。
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