ケビン・ポーターJr「ポイントガードとしてやっていきたい」
NBAキャリア3年目のケビン・ポーターJrは、ヒューストン・ロケッツを再建に導くであろう重要な若手選手のひとりだ。
ポーターJrはロケッツ移籍後にポイントガードのポジションにコンバートし、オールラウンダーとしての才能を開花させつつある一方で、近年のNBAではゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーやポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードのように圧倒的なスコアリングがあるポイントガードも少なくない。
ポーターJrにもスコアリングを求める声が多いというが、ポーターJrはNBA史上最高のポイントガードのひとりであるクリス・ポールのようなトラディッショナルなポイントガードを理想にしているのかもしれない。
ポーターJrは自身について次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
僕たちは2022年にいる。
ステフが”トラディッショナルなポイントガード”というラベルを剥がしたと思う。
ステフが現れて以降、トラディッショナルなポイントガードは出てきていないんじゃないかな。
以前からNBAにいるCPや他の選手を除いてね。
僕は自分のことをポイントガードだと思っている。
残りのキャリアをポイントガードとしてやっていきたいんだ。
クリーブランド・キャバリアーズ時代に問題を起こし、一時はNBAキャリアが危ぶまれたものの、ロケッツでNBA選手として進化し続けているポーターJr。
ロケッツは厳しい時間が続いているが、ポーターJrはリーダーとして若手たちをまとめ、いつの日かロケッツをNBAプレイオフ進出に導くことだろう。
なお、ポーターJrの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 49 | 125 |
平均出場時間 | 30.4 | 27.9 |
平均得点 | 14.1 | 12.9 |
平均リバウンド | 4.1 (キャリアハイ) | 3.7 |
平均アシスト | 6.0 | 4.5 |
平均スティール | 1.2 (キャリアハイ) | 1.0 |
平均ターンオーバー | 3.3 | 2.8 |
FG成功率 | 40.3% (キャリアワースト) | 42.1% |
3P成功率 | 37.5% (キャリアハイ) | 34.9% |
フリースロー成功率 | 60.0% (キャリアワースト) | 67.1% |
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