ダニー・グリーンが第6戦を振り返り「ジョエル・エンビードをもっと早く下げるべきだった」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスター、ジョエル・エンビードは、トロント・ラプターズとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第6戦終盤に眼窩骨折と軽い脳震盪を負った。
これにより少なくともマイアミ・ヒートとのカンファレンスセミファイナル第1戦と第2戦を欠場することになってしまったわけだが、シクサーズのダニー・グリーンはドック・リバースHCのファーストラウンド第6戦の起用法に疑問を感じていたのかもしれない。
グリーンはエンビードの状況について質問されると、次のように答えたという。hoopsrumors.comが伝えている。
試合後の飛行機の中で彼を見た。
彼は頭を抱えていた。
重症のように見えた。
僕たちは彼がどれほどひどい状態なのか分からなかったんだ。
縫ってはいなかったように見えた。
かすり傷が少しあったように見えた。
だが、あれが起こった時、彼はコートから出たがっているようだった。
僕たちは「ジョエル、まだ試合中だ。コートから出ることはできない、」という感じさ。
僕たちはチャレンジを要求し、彼を退場させようとした。
彼をもっと早く試合から出すべきだったかもしれない。
だが、そういうことだ。
リバースHCはエンビードを含む主力選手たちを起用し続けた理由について、「リードを広げているところだったから」とし、「あの後タイムアウトを要求して選手たちを入れ替えるつもりだった」と説明した。
選手たちがいつどこで怪我するかは誰にも分からないが、少なくともリバースHCの判断は後手に回ってしまったと言えるのかもしれない。
なお、エンビードはカンファレンスセミファイナル第3戦もしくは第4戦で復帰する可能性があると報じられており、リバースHCは「彼はだいぶ回復している。だが、偽りの希望は与えたくない」と語っている。
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