ブルックリン・ネッツにとって今季は波乱万丈の1年だった。

カイリー・アービングの接種拒否による離脱に始まり、NBAオールスターのケビン・デュラントなど主力選手たちの負傷離脱、ジェイムス・ハーデンのトレード要求、ベン・シモンズの怪我の再発など多くの困難に見舞われ、NBAプレイオフ・ファーストラウンドで姿を消したネッツ。

しかし、デュラントにとって辛い時間はまだ続くのかもしれない。

larrybrownsports.comによると、デュラントの友人であり、ネッツの選手開発部門ディレクターを務めるアダム・ハリントンが、この夏に「予期せぬ形」でネッツを去る可能性があるという。

理由については明らかにされていないが、ハリントンはデュラントのパーソナルトレーナーを務めた経験を持ち、オクラホマシティ・サンダー時代にはシューティングコーチを務めていた。

2016年からネッツで働いているハリントンはデュラントとともにプライベートで旅行するなど、公私ともに良い関係を築いていたと報じられている。

ハリントンとネッツの決別がハリントン側の理由によるものなのか、それともネッツ側の理由によるものなのかは分からないが、もしハリントンがネッツを去るなら、デュラントは大きな心の拠り所を失うことになりそうだ。