レイカーズがネッツとのトレード交渉で強気の姿勢を維持する理由とは?
ロサンゼルス・レイカーズとブルックリン・ネッツは、NBAスターのカイリー・アービングを含むトレードを交渉している。
現在開催されているサマーリーグの会場でレイカーズのロブ・ペリンカGMとネッツのショーン・マークスGMが何やら会話している様子が目撃されたが、両チームのトレード交渉はまだ停滞しており、双方ともそれぞれの主張を譲らない見込みだ。
レイカーズにとってはウェストブルックを放出する最大のチャンスと言えそうだが、なぜレイカーズは妥協せず、強気の姿勢を崩そうとしないのだろうか?
silverscreenandroll.comによると、アービング獲得に関心を持っていると噂されていたダラス・マーベリックスとフィラデルフィア・セブンティシクサーズが獲得レースから完全に撤退し、アービング獲得を望むNBAチームが他になくなったため、レイカーズは強気の姿勢を貫いているという。
レイカーズは2027年の2029年のNBAドラフト1巡目指名権を保有している。
レイカーズがラッセル・ウェストブルック単独でアービング獲得を要求しているのに対し、ネッツはレイカーズが少なくともNBAドラフト1巡目指名権1つをパッケージに含めない限り、トレードには応じないと報じられている。
この状況を打開するためにサンアントニオ・スパーズをトレードに巻き込み、3チーム間トレードを検討しているというが、スパーズが応じるはか不明だ。
一方、NBAオールスターのレブロン・ジェイムスは「アービングを獲得するためならNBAドラフト1巡目指名権を放出すべき」と考えているとされており、もしレイカーズがアービング獲得に全力を尽くさないなら、ジェイムスとレイカーズの延長契約交渉に影響が及ぶと見られている。
つまり、レイカーズとしてはジェイムスとの延長契約交渉前にトレードをまとめたいところだろう。
ネッツはケビン・デュラントをトレードで放出した後にアービングを放出すると噂される中、果たして両チーム間のトレード交渉はどのような決着を見るのだろうか?
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