ネッツがブレイク・グリフィンとの再契約を見送った理由とは?
元NBAオールスタービッグマンのブレイク・グリフィンはブルックリン・ネッツで過ごした昨季、NBAキャリアワーストとなる出場時間にとどまった。
特にレギュラーシーズン後半は出場機会が激減し、ネッツに貢献できなかったグリフィン。
では、なぜスティーブ・ナッシュHCはグリフィンの出場時間をカットしたのだろうか?
NBAインサイダーのクリスチャン・ウィンフィールドによると、ナッシュHCはグリフィンのシュートの精度に不満を持ち、ローテーションから外したという。ウィンフィールドのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
ブレイク・グリフィンにはスティーブ・ナッシュが気に入らないところがあった。
おそらくコートで出場時間を与えるには値しなかったのだろう。
ブレイク・グリフィンはシーズンの後半をほとんど無駄に過ごしてしまった。
なぜなら、彼はショットを決めることができなかったからね。
そういうことだ。
はっきりは覚えていないが、彼はオープンスリーを20本かそれ以上連続でミスした。
チームメイトたちが彼にシュートを撃たせるのを躊躇するほどだった。
その他のことはすべてうまくやっていた。
ハッスルやリバウンド、適切なパス。
そういったことはうまくやっていた。
だが、スティーブにとってはオープンショットを決めることができなかったのがすべてだったんだ。
だから彼らは彼と再契約しないんじゃないかな。
出場時間を与えない選手と契約する意味はないからね。
ロサンゼルス・クリッパーズ時代のグリフィンはクリス・ポール、ディアンドレ・ジョーダンとともにチームを牽引したものの、クリッパーズを離れて以降の出場時間は年々減少している。
現時点でグリフィンに興味を持つNBAチームの名は聞こえてこないが、果たしてグリフィンは契約を勝ち取り、NBAキャリアを取り戻すことができるのだろうか?
なお、グリフィンの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 56 | 724 |
平均出場時間 | 17.1 | 32.9 |
平均得点 | 6.4 (キャリアワースト) | 19.8 |
平均リバウンド | 4.1 (キャリアワースト) | 8.2 |
平均アシスト | 1.9 (キャリアワースト) | 4.1 |
平均スティール | 0.5 | 0.8 |
平均ターンオーバー | 0.6 | 2.4 |
FG成功率 | 42.5% | 49.3% |
3P成功率 | 26.2% | 32.7% |
フリースロー成功率 | 72.4% | 69.6% |
コメントを残す