出場機会激減のキャム・トーマス「スティーブ・ナッシュとは話していない」
ブルックリン・ネッツのキャム・トーマスはNBAキャリア2年目となる今季、十分な出場機会を得ることができていない。
今季5試合を終えた時点でのトータルの出場時間は14分未満にとどまっており、「コーチの判断」により3試合を欠場しているのだ。
トーマスもこの状況を不満に思っている模様。
トーマスは「出場機会が激減したことに不満はある?」と質問されると、次のように答えたという。nypost.comが伝えている。
もちろんだ。
この件については(スティーブ・ナッシュHCと)話していないよ。
今はただプレイしていないだけだ。
ルーキーだった昨季、平均出場時間17.6分を記録したトーマスは、この夏に開催されたラスベガス・サマーリーグで平均27.4得点をマークするなど素晴らしいパフォーマンスを見せた。
トーマス自身も手応えを感じ、ネッツのローテーションに定着すると思っていたという。
トーマスは、出場機会についてナッシュHCはもちろんコーチたちからも一切説明がなく、「すごく驚いている。だが、これが現実だ」と漏らしたというが、セス・カリーやTJ・ウォーレンなどベンチ選手の多くが欠場している中でも出場機会を得られないのは何かしらの理由があるのだろう。
トーマスには腐ることなくNBA選手として成長し続け、自らの手でローテーション入りを勝ち取ることを期待したいところだ。
なお、トーマスの昨季と今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | 2022-23 |
---|---|---|
出場試合数 | 67 | 2 |
平均出場時間 | 17.6 | 7.0 |
平均得点 | 8.5 | 1.0 |
平均リバウンド | 2.4 | – |
平均アシスト | 1.2 | 0.5 |
平均スティール | 0.5 | – |
平均ターンオーバー | 0.8 | – |
FG成功率 | 43.3% | 25.0% |
3P成功率 | 27.0% | 0% |
フリースロー成功率 | 82.9% | – |
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