ケビン・デュラントがカイリー・アービングを擁護?「組織として静観することもできた」
NBAスターのカイリー・アービングが反ユダヤ思想に満ちた映画をSNS上でシェアした時、ブルックリン・ネッツのジョセフ・ツァイはアービングを強く非難した。
その後、アービングを名指しすることはなかったものの、ネッツの組織、NBA、NBPAが「いかなるヘイトスピーチも受け入れない」といった声明をリリース。
その後事態はますます大きくなり、ネッツは謝罪を避け続けたアービングに5試合以上の出場停止処分を科した。
だが、アービングのチームメイトであり親友でもあるケビン・デュラントは、アービングのバスケットボールの外での言動だけでなく、組織としてのネッツとメディアの反応も気に入らなかったのかもしれない。
デュラントはアービングが謝罪した後、今回の件について次のようにコメントしたという。RealGMが伝えている。
僕は誰かをジャッジしたり、誰かの人生や価値観を論破するためにここいにるわけではない。
起こったすべてが好きではなかった。
すべて必要のないことだった。
僕たちはただバスケットボールをプレイし、組織として静観することもできたはずだ。
これが今のNBAさ。
メディアはたくさんのマーケットを持っていて、彼らのストーリーはものすごくスピードで拡散される。
あらゆる混沌はそこから来ている。
この件について誰もがそれぞれの意見を持っているし、僕たちはノンストップでそれを聞いているんだ。
デュラントはその後、SNSを通して「自分の声明を明確にしておきたい。中には混乱してしまった人がいるようだからね。僕はヘイトスピーチや反ユダヤ主義を容認しない。僕は常に愛を広めている。僕たちのゲームは人々を団結させるものであり、それが最も重要であることを確認したい」と語った。
ネッツのゼネラルマネージャーを務めるショーン・マークスはアービングを復帰させる前に、アービングにネッツの組織、およびユダヤ人コミュニティの指導者と面会することを求めるとした。
アービングはマークスGMの要求を受け入れるだろうが、今回の件はアービングのNBAキャリアに影を落としてしまったと言っても過言ではないのかもしれない。
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