チャニング・フライがアンソニー・デイビスに「コービー・メンタリティを持たなければならない」
ロサンゼルス・レイカーズは今季12試合を終えた時点でわずか2勝にとどまっている。
先日のサクラメント・キングス戦では二桁リードを失い、またしても白星をあげることができなかったレイカーズ。
NBAを代表するビッグマンのアンソニー・デイビスは試合後、「”僕が悪かった”では済まされない瞬間がある」とし、前半終了間際にテクニカルファウルと連続ターンオーバー、テイクファウルでキングスに得点を献上したラッセル・ウェストブルックを暗に批判した。
だが、元NBA選手のチャニング・フライは、デイビスのこういった言葉が気に入らないのかもしれない。
フライによると、デイビスはNBAレジェンドのコービー・ブライアントのようなタフなメンタリティを持たなければならないという。フライのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
彼はバスケットボールに対する若々しい活気を失ってしまったと思う。
怪我によるものなのかメンタルによるものなのかは分からないが、彼は「僕たちにはシュートがない」、「あまりにハードすぎる」といったような言い訳をしている。
「僕がうまくやったとしても、僕たちは勝てないだろう」と思って試合に臨んでいる。
彼はコービー・メンタリティを持たなければならない。
「誰が一緒にコートに立とうが関係ない。僕がこのチームを勝たせてやる」というメンタルで臨まなければならない。
疲れることだし、プレッシャーがかかることだが、世代を代表するような選手ならそうしなければならないんだ。
フライの指摘はまさに今のデイビスに当てはまっているのかもしれない。
だが逆を言えば、デイビスがコービー・ブライアントのような強烈なメンタリティを持つことができれば、NBA選手としてまた一歩成長するに違いない。
なお、デイビスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 11 | 615 |
平均出場時間 | 34.6 | 34.4 |
平均得点 | 23.1 | 23.8 |
平均リバウンド | 10.5 | 10.2 |
平均アシスト | 2.5 | 2.3 |
平均スティール | 1.5 | 1.4 |
平均ブロックショット | 2.0 | 2.3 |
平均ターンオーバー | 1.6 | 1.9 |
FG成功率 | 53.4% | 51.5% |
3P成功率 | 25.0% | 30.2% |
フリースロー成功率 | 76.2% | 79.3% |
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