今季2試合を終えた時点で膝の違和感を訴え、その後欠場が続いていたロサンゼルス・クリッパーズのNBAスター、カワイ・レナードが、現地17日に行われたデトロイト・ピストンズ戦で復帰した。

この日のレナードは25分の出場時間で6得点と、レナードらしからぬパフォーマンスにとどまったが、レナードの復帰は相棒ポール・ジョージに大きな勇気をもたらしたのかもしれない。

ジョージはレナードの復帰について質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。

（レナードの復帰は）素晴らしいことだ。

彼がたくさんのことを乗り越えたのは、僕も知っている。

努力がようやく報われ、ここに戻ってくることができた。

彼がコートにいるのは素晴らしいことさ。

彼の存在、彼のエネルギーは素晴らしい。

僕は彼が何者なのか分かっているし、コートで彼の存在を常に感じることができる。

だから彼が戻って来てくれて良かったよ。

彼が戻ってきてくれて本当に嬉しい。

彼はプロフェッショナルだ。

彼は離脱から復帰までの道のりを何度も歩んできた。

彼にとって何も新しいことではない。

再び同じ経験を積んで戻ってきたんだ。

レナードはサンアントニオ・スパーズとトロント・ラプターズをNBAチャンピオンに導いた偉大な選手のひとりだが、怪我に苦しめられるNBAキャリアを送っている。

そのためクリッパーズはシーズンを通してレナードの出場時間を管理するだろう。

だが、レナードは限られた時間の中で結果を残し、クリッパーズをさらなる高みに導くに違いない。

–	2021-22	NBAキャリア
出場試合数	3	579
平均出場時間	22.3	31.2
平均得点	10.3	19.2
平均リバウンド	6.0	6.4
平均アシスト	2.7	2.9
平均スティール	1.0	1.8
平均ターンオーバー	1.3	1.6
FG成功率	38.5％	49.3％
3P成功率	11.1％	38.3％
フリースロー成功率	76.9％	85.8％

なお、レナードの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。