レブロン・ジェイムスが子どもたちのバスケットボール環境について「試合が多すぎる」
近年のNBAでは20代前半の若手選手たちが次々に台頭している。
MVP候補に挙がっているダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチやメンフィス・グリズリーズのジャ・モラント、ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムは、その代表格と言えるだろう。
彼らのような選手を生み出すために多くの青少年のチームは育成に力を入れているというが、NBAを代表するスーパースターのレブロン・ジェイムスは育成の行き過ぎを懸念しているのかもしれない。
ジェイムスは先日、子どもたちのバスケットボール環境について次のように指摘したという。fadeawayworld.netが伝えている。
僕はやり過ぎだと思う。
トーナメントが多過ぎる。
1年を通してバスケットボールトーナメントが多過ぎるんじゃないかな。
それだと子どもたちが十分に回復できない。
今は大学に進学する以外にもバスケットボールをプレイできる環境がある。
NBAに来ることができれば幸運だが、たくさんの負荷が体に刻まれるだろう。
僕にも子供はいるが、特定のトーナメントではプレイさせていない。
早くからリーグに来て、キャリア序盤でなぜ怪我してしまうのか不思議に思っている選手は多いよ。
ジェイムスによると、子供のバスケットボール人生を台無しにしてしまわないためにも、大人が管理しなければならないという。
間もなく38歳になるにもかかわらず、NBA第一線で活躍しているジェイムスの指摘に、青少年バスケットボールに関わる大人たちは耳を傾けるべきなのかもしれない。
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