ベン・シモンズがシクサーズとネッツの違いを語る「シクサーズには勝ち方を知っている選手がいなかった」
ブルックリン・ネッツのベン・シモンズは、ようやく本来の姿を取り戻しつつある。
開幕後しばらくは精彩を欠き、批判を浴びることも少なくなかったが、ここ最近はディフェンスはもちろんオフェンスでも二桁得点を連発するなどし、ネッツの勝利に貢献しているのだ。
シモンズが困難を乗り越えつつあるのは、ネッツに経験豊富なベテラン選手たちがいることが影響しているのかもしれない。
シモンズによると、シクサーズ時代は経験が浅い若手が多く、勝ち方を知らなかったという。シモンズのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
僕がフィリーにいた頃は、若いチームだった。
リーグに長くいる選手がいなかったし、勝ち方を知らなかった。
勝つのが簡単ではないということを知らなかった。
このチーム(ネッツ)にはベテランが多い。
カイ(カイリー・アービング)やケブ(ケビン・デュラント)たちは1試合1試合が重要であることを理解しているし、外野のノイズに流されすぎないようにしている。
それがすごく大きなことなんだ。
アービングとデュラントは批判を浴びることが多いNBA選手であり、シクサーズ時代にファンから強烈に批判されたシモンズにとってアービングとデュラントは心の支えとなるだろう。
ようやくネッツに馴染み、攻守にわたって素晴らしいパフォーマンスを見せているシモンズは、ネッツでNBA選手としてさらに成長するに違いない。
なお、シモンズの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 26 | 301 |
平均出場時間 | 27.0 | 33.3 |
平均得点 | 8.1 (キャリアワースト) | 15.3 |
平均リバウンド | 6.6 (キャリアワースト) | 7.9 |
平均アシスト | 5.8 (キャリアワースト) | 7.6 |
平均スティール | 1.3 (キャリアワースト) | 1.7 |
平均ターンオーバー | 2.2 | 3.3 |
FG成功率 | 60.4% (キャリアハイ) | 56.2% |
3P成功率 | 0% | 14.3% |
フリースロー成功率 | 42.9% (キャリアワースト) | 59.2% |
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