ジョーダン・クラークソンがジャズからの延長契約オファーを拒否
ユタ・ジャズは今季のNBAで最もサプライズとなったチームのひとつだ。
オフシーズン中のトレードでNBAオールスターのルディ・ゴベアとドノバン・ミッチェルを放出し、見返りとしてNBAドラフト指名権を大量に獲得したジャズは、今年のNBAドラフトでビクター・ウェンバニャマを獲得するため、タンクすると見られていたのだ。
だが、過小評価されたジャズの選手たちは奮起し、一時はウェスタン・カンファレンス首位に立つなど、予想を覆す戦いを繰り広げた。
しかし、元NBAシックスマン・オブ・ザ・イヤーのジョーダン・クラークソンは、ジャズを離れることも考えているのかもしれない。
clutchpoints.comによると、ジャズのフロントオフィスがクラークソンを高く評価している一方で、クラークソンはジャズからの延長契約オファーを拒否することを決定したという。
クラークソンの来季の契約はプレイヤーオプション。
つまり、クラークソンは今年夏にオプションを破棄して完全FAになり、他のNBAチームと契約することができる。
クラークソンはNBAキャリアベストの平均20.6得点を記録するなど、今季を飛躍のシーズンとしている。
もしクラークソンを今トレードで放出すれば、ジャズは相当な見返りを期待できるだろう。
ウェスト10位に順位を落としたジャズが今後どう動くのか注目が集まるところだ。
なお、クラークソンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 40 | 640 |
平均出場時間 | 32.6 | 27.3 |
平均得点 | 20.6 (キャリアハイ) | 15.7 |
平均リバウンド | 3.9 | 3.3 |
平均アシスト | 4.5 (キャリアハイ) | 2.7 |
平均スティール | 0.5 (キャリアワースト) | 0.8 |
平均ターンオーバー | 2.8 | 1.7 |
FG成功率 | 44.6% | 44.0% |
3P成功率 | 36.0% | 34.0% |
フリースロー成功率 | 80.9% | 82.5% |
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