ホークスのトラビス・シュレンク退任の理由はトレイ・ヤングとの関係悪化か?
アトランタ・ホークスのバスケットボールオペレーション部門代表を務めていたトラビス・シュレンクは先日、同職を退任し、シニアアドバイザーに就いた。
だが、シニアアドバイザーとしての仕事はしておらず、ホークスの組織にはほとんど関わっていないという。
シュレンクが退任し、ホークスと関わっていないのは、NBAオールスターポイントガードのトレイ・ヤングとの関係が悪化していたからなのかもしれない。
fadeawayworld.netによると、シュレンクとヤングの関係は昨年のNBAプレイオフから悪化し始めたという。
NBA選手たちは遠征の際、よほどのことがない限りチーム全員で移動する。
だが、ヤングはマイアミ・ヒートとの昨季NBAプレイオフ・ファーストラウンド第2戦を終えた後、チームに知らせることなくプライベートチャーター機に乗って帰ってしまった。
これを問題視したシュレンクは、ヤングに対して罰金処分を科したと報じられている。
シュレンクが退任した後、ゼネラルマネージャーのランドリー・フィールズがバスケットボールオペレーション部門の仕事を暫定的に担っている。
フィールズGMはヤングと良好な関係を築いているというから、ヤングにとって働きやすい環境になったのは間違いないだろう。
なお、ホークスのフロントオフィス内ではオーナーのトニー・レスラーの息子であるニック・レスラーが幅を利かせ始めており、レスラー親子は先日ヤングを厳しく叱責したと報じられたネイト・マクミランHCに対し、今季限りでヘッドコーチから退任させることを伝えたと噂されている。
また、ホークスがフロントオフィスの再編に着手しているのは、2018年のNBAドラフトで指名したルカ・ドンチッチをトレードしたこと、ラグジュアリータックスを避けるためだけにケビン・ハーターをトレードで放出したこと、高い代償を支払ってデジョンテ・マリーを獲得したこと、ニック・レスラーの高校時代のチームメイトだったアーロン・ホリデーと契約したことなどを疑問視する声があがり始めたためとされている。
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