ジョエル・エンビード「ベン・シモンズを狙い撃ちしたわけではない」
現地25日に行われたブルックリン・ネッツとフィラデルフィア・セブンティシクサーズによる因縁の対決は、ホームのシクサーズが制した。
シクサーズファンはこの日もベン・シモンズがボールを持つたびにブーイングを浴びせたわけだが、NBAオールスタービッグマンのジョエル・エンビードはシモンズにマッチアップされた時、シクサーズファンの声援に背中を押されたかのように激しく攻め込んだようにも見えた。
だが、エンビードによると、シモンズが相手だったからそうしたわけではないという。
エンビードは試合後、「ベン・シモンズを狙い撃ちした?」と質問されると、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
狙い撃ちしたわけではない。
僕のプレイを見てもらえれば分かると思うが、相手が誰であろうと関係ない。
誰が僕の前に立ちはだかろうと関係ない。
僕は常にアグレッシブにプレイしている。
今夜も同じだ。
ここしばらくなかったが、今夜はショットを何本もミスしてしまった。
だから僕にとってはひどい夜だった。
だが、勝てて嬉しいよ。
僕はどの試合においても、自分の前に立ちはだかる相手を圧倒する。
僕のメンタリティは常にスコアリングすることにあり、もしダブルチームを仕掛けられたら正しいパスを出す。
だが、1on1の時はスコアリングするチャンスだと思っているし、スコアリングするつもりだ。
エンビードによると、この日の試合はシモンズ対エンビードではなく、ネッツ対シクサーズだったという。
エンビードはFG成功率33.3%(6/18)、3P成功率20.0%(1/5)と彼らしくない数字にとどまったものの、タイリース・マキシーが6本の3ポイントを含む27得点、ジェイムス・ハーデンが5本の3ポイントを含む23得点、ディアンソニー・メルトンが19得点、トバイアス・ハリスが18得点を記録し、勝利に貢献した。
シクサーズとネッツの試合はこれからも「エンビード対シモンズ」として見られるだろうが、彼らは互いのプライドをかけて激しいバトルを続けるに違いない。
なお、この日のエンビードとシモンズのスタッツは以下の通りとなっている。
– | J・エンビード | B・シモンズ |
---|---|---|
出場時間 | 34 | 28 |
得点 | 26 | 12 |
リバウンド | 10 | 5 |
アシスト | 3 | 5 |
スティール | 2 | 0 |
ブロックショット | 0 | 1 |
ターンオーバー | 2 | 2 |
FG成功率 | 33.3% (6/18) | 71.4% (5/7) |
3P成功率 | 20.0% (1/5) | – |
フリースロー成功率 | 100% (13/13) | 66.7% (2/3) |
+/- | -1 | -16 |
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