昨年夏のトレードでポートランド・トレイルブレイザーズに移籍したジェラミ・グラントは、チームと延長契約を結ぶことができる。

グラントにはNBAスターのデイミアン・リラードと共にブレイザーズを長期にわたって牽引する働きが求められているが、ブレイザーズは延長契約の資格を得たグラントに早速長期契約をオファーした模様。

sports.yahoo.comによると、ブレイザーズはグラントに対し、4年1億1200万ドルのマックス延長契約をオファーしたという。

もし延長契約が実現しなければ、グラントはこの夏に完全FAになる。

グラントはFAになれば最大5年2億3300万ドルの契約を手にできるというが、ブレイザーズとしては4年契約でまとめたいところだろう。

また、ブレイザーズは現地2月9日のトレード期限までにロスターを調整すると見られている。

現在ユスフ・ナーキッチやジョシュ・ハートなどロスターの大半をトレード対象として議論しているという。

今季のブレイザーズは悲願のNBAタイトル獲得の可能性を感じさせる戦いを見せていた。

だが、シーズンが進むにつれて低迷し始め、現在23勝25敗でウェスタン・カンファレンス12位にとどまっている。

ブレイザーズはリラード、グラント、アンファニー・ハーダウェイと中心としたロスターに再調整すると思われるが、トレード期限を迎えるまで不安定な日々が続くことになりそうだ。