レブロン・ジェイムスがカイリー・アービング獲得失敗に「失望したとは言えない」
NBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングがブルックリン・ネッツにトレードを要求した時、ロサンゼルス・レイカーズはアービングの移籍先最有力候補に挙がっていた。
クリーブランド・キャバリアーズをフランチャイズ初となるNBAチャンピオンに導いたアービングとレブロン・ジェイムスの再結集に期待したレイカーズファンは少なくなかっただろう。
だが、レイカーズはアービング獲得レースに敗れ、アービングとジェイムスの再結集はならなかった。
しかし、ジェイムスはすでに切り替えている模様。
アービング獲得に失敗したことについて質問されたジェイムスは、次のように答えたという。ESPNが伝えている。
素晴らしい才能を獲得できなかったことに「失望した」と言うことはできない。
ただ、僕と素晴らしいケミストリーを築いていた選手だし、コートで素晴らしいケミストリーを発揮できることは分かっている。
チャンピオンを勝ち取る助けとなっただろう。
僕はそう思っている。
だが、僕の焦点はすでにシフトしている。
僕の焦点はあるべき場所に戻っている。
この球団と今ロッカールームにいる男たちに戻っている。
僕が「可能性」に興奮しすぎることはない。
実現することが分かるまで、僕がそれにすべてを注ぐことはない。
実現しなければ、目の前にある仕事に再び集中するだけだ。
僕たちにはチャンスがあった。
僕たちの名前が出ていた。
レイカーズの名前が出ていた。
僕たちにはチャンスがあったが、実現しなかった。
僕たちは前に進み、シーズンを力強く終え、ポストシーズン進出を狙う。
僕たちが健康であれば、相手がどこでも戦えると感じているんだ。
レイカーズはネッツに対し、ラッセル・ウェストブルックとNBAドラフト1巡目指名権2つをパッケージにしてオファーを出したとされている。
一方、ネッツはウェストブルックとNBAドラフト指名権3つに加え、若手有望株のオースティン・リーブスとマックス・クリスティ、さらにスワップ権も要求したと報じられている。
いずれにせよ、レイカーズはアービングを獲得することができなかった。
現地9日のトレード期限までにウェストブルックを放出し、不足しているピースを加えると見られているが、果たしてレイカーズはロスター強化に成功し、NBAプレイオフを戦えるだけの戦力を手にすることができるだろうか?
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