セルティックス残留のペイトン・プリチャード「トレードされることを望んでいた」
昨季NBAファイナリストのボストン・セルティックスは、バックアップポイントガードのペイトン・プリチャードをトレードで放出すると噂されていた。
セルティックスはガードポジションの層が厚いため、プリチャードをトレードで放出してビッグマンを獲得すると見られていたが、オクラホマシティ・サンダーとのトレードでマイク・マスカラを獲得したものの、プリチャードを放出することはなかった。
今季出場機会が減少しているプリチャードも、トレードされなかったことに失望したようだ。
プリチャードはトレードされなかったことについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
僕はトレードされることを確かに期待していたし、望んでいた。
だが、君たちも分かっていると思うが、僕は良いことに目を向けなければならない。
今の僕たちはNBA最高のチーム。
素晴らしい選手たちが揃った最高のチームさ。
僕にとっては学びのチャンスだし、成長し続けるチャンスなんだ。
プリチャードはより長い出場時間を求め、他のNBAチームへの移籍を望んでいた。
だが、セルティックスはマーカス・スマートとマルコム・ブログドンの怪我の歴史を懸念し、プリチャードを保険として残したと見られている。
プリチャードにとっては厳しい時間が続くだろうが、偉大なチームメイトたちから多くを学び、NBA選手としての成長につなげるに違いない。
なお、プリチャードの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 40 | 177 |
平均出場時間 | 12.6 | 15.7 |
平均得点 | 4.7 (キャリアワースト) | 6.4 |
平均リバウンド | 1.5 (キャリアワースト) | 2.0 |
平均アシスト | 1.1 (キャリアワースト) | 1.7 |
平均スティール | 0.3 (キャリアワースト) | 0.4 |
平均ターンオーバー | 0.8 | 0.7 |
FG成功率 | 40.0% (キャリアワースト) | 42.8% |
3P成功率 | 33.0% (キャリアワースト) | 39.7% |
フリースロー成功率 | 66.7% (キャリアワースト) | 88.5% |
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