ジョン・ストックトンがNBAに警鐘「ロードマネジメントはリーグにとって危険」
近年のNBAでは、選手たちの健康を維持するために試合を故意に欠場させて休みを与えることがある。
いわゆる”ロードマネジメント”と呼ばれる戦略はもはや常態化しているように思えるが、NBAレジェンドのジョン・ストックトンによると、ロードマネジメントは金を払ってチケットを購入したファンを軽視しているという。
ストックトンはロードマネジメントについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
(ロードマネジメントは)リーグにとって危険だと思う。
僕は前にメジャーリーグ・ベースボールを観戦しに行ったことがある。
ひとりの選手を見るために行ったのだが、彼は休養を取るために欠場した。
僕の彼に対する見方、チームに対する見方、ベースボールに対する見方は、瞬く間に落ちてしまった。
「僕ならこんなことは絶対にさせない」と思った。
子どもたちは観戦するために遠くから来る。
僕はひとりの若者がジャズの試合を観戦しに来る途中で交通事故で亡くなったことを知っている。
君たちもファンが金と時間を使っていることを分かっていると思うが、彼らはリスクをとって選手たちのプレイを見に来る。
それなのに試合を休むのか?
僕は良いことだとは思わない。
ストックトンは怪我が少ないNBA選手としても知られていた。
NBAキャリア19年を通してわずか22試合しか欠場しなかったからこそ、ロードマネジメントに疑問を感じているのだろう。
なお、NBAは選手たちの負荷を軽くするためにレギュラーシーズンの試合数削減や、各賞に出場試合数の条件を盛り込むなど、さまざまな対策を検討していると報じられている。
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