エネス・カンター・フリーダムがTikTokからバンされるも不思議なタイミングで復活
元NBA選手のエネス・カンター・フリーダムは、中国とビジネスと続けるNBAを批判し続けている。
もちろん中国政府に対しても常に批判の声をあげているが、カンター・フリーダムは先日、TikTokをダウンロードするために2台目のスマートフォンを購入し、中国の人権侵害を批判する動画を投稿し続けたところ、TikTokから「ガイドライン違反」を複数回警告され、現地11日にバンされた。
だが、不思議なタイミングでアカウントが復活した模様。
washingtonpost.comによると、TikTokのCEOがアメリカ議会の公聴会に出席し、中国政府にユーザーの情報を流しているという報道を否定している間にカンター・フリーダムのアカウントが復活したという。
カンター・フリーダムはアカウントをバンされた直後、TikTokに対してアカウントを復活させるよう訴えたものの、TikTokは「アカウントは元には戻らない」と返答。
だが、TikTokのCEOが「TikTokのフィードは中国の検閲規則の影響を受けない」と主張している間に、カンター・フリーダムのアカウントが復活した。
TikTokはカンター・フリーダムのアカウントをバンした理由について、「モデレーターのミス」と説明しているというが、ガイドライン違反の具体的な理由については明かさなかったという。
カンター・フリーダムはアカウントが復活した後、「彼ら自身の武器を彼らに対して使いたい。だからこれからも投稿し続けるつもりだ」とコメントした。
中国やNBA、ナイキなどを批判し続けているカンター・フリーダムは、これからもTikTokやTwitterなどあらゆる手段を使って人権について声をあげていくことになりそうだ。
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