ジャマール・クロフォードが考えるマブス転落の理由とは?「ジェイレン・ブランソンを失ったこと」
ダラス・マーベリックスはNBAを代表するスーパースターのルカ・ドンチッチとカイリー・アービングを擁しているにもかかわらず、現在ウェスタン・カンファレンス11位にとどまっている。
NBAプレイオフはもちろんプレイイントーナメント出場も危うくなったマブスだが、NBAファンの中にはマブスがアービングを獲得し、NBA屈指のディフェンダーであるドリアン・フィニー・スミスを失ったことに原因があると考えている者もいるかもしれない。
だが、元NBA選手のジャマール・クロフォードによると、昨年夏にジェイレン・ブラウンソンを失ったことが大きかったという。
クロフォードは今季のマブスについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
ルカは彼(ブランソン)をリスペクトしていた。
ルカとうまくプレイできる選手でもあった。
だから、彼らが彼を失った時、彼らは道を見失ってしまったんだ。
クロフォードによると、ブランソンはマブスのアイデンティティにおいて不可欠なひとりであり、マブスの勝利において重要な役割を担っていたという。
ブランソンは昨年夏にマブスを離れ、ニューヨーク・ニックスと契約した。
ブランソンはNBAオールスターフォワードのジュリアス・ランドルと共にリーダーとしてニックスを牽引し、イースタン・カンファレンス5位と好調だ。
マブスは2010-11シーズンにNBAタイトルを獲得した後、リムプロテクターとして貢献していたタイソン・チャンドラーをニューヨーク・ニックスにトレードで放出した。
その後チャンドラーを呼び戻したわけだが、オーナーのマーク・キューバンは当時、「過去の間違いから学んだんだ。あの時、彼(チャンドラー)を残留させていれば、もっと良いチームになっていた。当時の我々は変化を求めていたんだ」と語っていた。
果たしてキューバンはブランソンを失ったことをどう思っているのだろうか?
なお、ブランソンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 66 | 343 |
平均出場時間 | 34.9 | 26.6 |
平均得点 | 23.6 (キャリアハイ) | 14.1 |
平均リバウンド | 3.5 | 3.1 |
平均アシスト | 6.1 (キャリアハイ) | 4.2 |
平均スティール | 0.9 (キャリアハイ) | 0.6 |
平均ターンオーバー | 2.0 | 1.4 |
FG成功率 | 48.8% | 49.2% |
3P成功率 | 41.0% (キャリアハイ) | 38.4% |
フリースロー成功率 | 83.4% | 81.3% |
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