ロサンゼルス・レイカーズはレギュラーシーズン最終戦の現地9日、ガードのシャキール・ハリソンとセンターのトリスタン・トンプソンをロスターに加えた。

レイカーズはレギュラーシーズン最終日に選手を加える見込みと報じられていたものの、多くのファンはまさか2選手を加えるとは思っていなかっただろう。

トリスタン・トンプソンとシャキール・ハリソンがレイカーズと契約

では、なぜレイカーズはハリソンとトンプソンを獲得したのだろうか？

指揮官のダービン・ハムHCは、その理由について次のように説明。lakersnation.comが伝えている。

バックコートとフロントラインを強化するためだ。

シャック・ハリソンは若い選手だ。

特段若いというわけではないが、若く、全盛期を迎えている。

スコアリングできるし、ディフェンスできるし、プレイメイクできるし、複数のポジションでディフェンスできる。

彼はNBAで200試合くらい出場しているし、NBAでの経験がある。

もし我々の選手に健康の問題が生じた場合、彼がいれば混乱することはない。

そう考え、彼にチャンスを与えた。

彼は我々のプログラムに慣れ親しんでいるし、我々のプレイや用語を理解しているからね。

トンプソンについても、同じシナリオに基づいている。

選手が怪我した時のバックアップだ。

彼はスピリット、ポジティブさ、チャンピオンシップレベルのバスケットボールをもたらしてくれる。

チャンピオンシップの血統を持つ素晴らしい男だ。

彼とはコーチとして何年も対戦してきたが、彼については素晴らしいことしか聞いていない。

彼とは良好な関係を築いてきた。

僕は彼の大ファンであり、彼がテキサスにいた時から見てきた。

素晴らしい男であり、必要であれば起用できるだろう。

レイカーズではデニス・シュルーダーとディアジェロ・ラッセル、アンソニー・デイビスとモー・バンバ、レブロン・ジェイムスが健康に問題を抱えている。

ハリソンとトンプソンが加わったことにより、もし健康に問題を抱えている選手たちが離脱したとしても、少なくとも人手不足の事態は避けることができるだろう。

なお、ハリソンとトンプソンの昨季のスタッツは以下の通りとなっている。

–	S・ハリソン	T・トンプソン
所属	BKN	SAC IND CHI
出場試合数	2	57
平均出場時間	11.5	15.7
平均得点	2.0	6.0
平均リバウンド	2.0	5.1
平均アシスト	1.5	0.6
平均スティール	0.5	0.4
平均ブロック	0.5	0.4
平均ターンオーバー	1.0	0.8
FG成功率	33.3％	52.8％
3P成功率	0％	33.3％
フリースロー成功率	–	52.6％