ニューオーリンズ・ペリカンズはプレイインゲームでオクラホマシティ・サンダーに敗れ、NBAプレイオフ進出を実現させることができなかった。

この結果を受け、ペリカンズはオフシーズン中にロスターを調整するだろうが、最も注目が集まるのはザイオン・ウィリアムソンだろう。

ウィリアムソンについては、「ザイオン・ウィリアムソンを中心としたロスターを構築すべき」という声があれば、「ザイオン・ウィリアムソンをトレードで放出し、試合に一貫して出場できるNBAスターを獲得すべき」という声もある。

元NBA選手のケンドリック・パーキンスは、トレードの意見を支持しているようだ。

パーキンスはウィリアムソンについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。

もし彼の体重が増えているなら、組織はそれを見ているだろう。

ハムストリングの怪我の場合、復帰までそれほど時間はかからない。

初めて怪我した時は、2つのことが起こる。

1つ目は、回復と治療のプランを伝えることだ。

2つ目は、食事や栄養について話し合う。

組織はザイオンに「食事に注意を払い、ダイエットしろ」と何度も伝えているはずだ。

そうなると、「信頼」という言葉が重要になる。

もし僕がニューオーリンズ・ペリカンズのフロントオフィスにいたら、僕はフランチャイズプレイヤーとして彼を信頼するだろうか？

僕は自分の車の鍵を彼に渡すほど彼を信頼するだろうか？

答えはノーだ。

彼の価値は下がってきている。

もし僕がペリカンズなら、このオフシーズン中にザイオン・ウィリアムソンのトレードを検討するだろう。

おそらくペリカンズがオフシーズン中にウィリアムソンをトレードすることはないだろう。

だが、NBAキャリア4年間でわずか114試合の出場にとどまっている点は、大きな懸念事項だ。

つまり、もしウィリアムソンが来季も怪我に悩まされるようなら、ペリカンズはトレードを検討し始めるかもしれない。

果たしてウィリアムソンは来季を信頼を取り戻すシーズンとすることができるだろうか？

なお、ウィリアムソンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	NBAキャリア
出場試合数	29	114
平均出場時間	33.0	32.0
平均得点	26.0	25.8
平均リバウンド	7.0	7.0
平均アシスト	4.6 （キャリアハイ）	3.6
平均スティール	1.1 （キャリアハイ）	0.9
平均ターンオーバー	3.4	2.9
FG成功率	60.8％	60.5％
3P成功率	36.8％	34.3％
フリースロー成功率	71.4％ （キャリアハイ）	69.1％