キングスのアリーナで差別?ラッパーのE-40「キングスのセキュリティチームに侮辱された」
サクラメント・キングスは現地15日に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第1戦を制し、カンファレンスセミファイナル進出に向けて好スタートを切った。
キングスにとっては2005-06シーズン以来となるNBAプレイオフでの勝利であり、キングスのファンや組織はこの勝利を喜んでいることだろう。
だが、キングスの組織はホームアリーナでの問題に対処しなければならないようだ。
fadeawayworld.netによると、ラッパーのE-40がキングスのアリーナで人種差別の被害を受けたことを明かしたという。
土曜日の夜、僕はサクラメントで行われたウォリアーズ対キングスの試合中に失礼なことをされた。
第4Q中の出来事だった。
僕はある人間の野次に対し、断固として、かつ礼儀正しく対応した。
だがその直後、キングスのセキュリティチームが僕に近づき、僕に原因があると想定して僕をアリーナから追い出した。
僕はミュージシャンおよび起業家として成功し、称賛されているにも関わらず、残念ながら人種差別が今も蔓延していることを改めて思い知らされてしまった。
セキュリティは黒人男性と白人女性の意見の相違を見て、すぐに僕に原因があると想定した。
僕は人生を通し、数え切れないほどNBAの試合を観戦しに来ているし、常に自分のプロフェッショナリズムに誇りを持っている。
だから、この経験は衝撃的だった。
僕はキングスのセキュリティチームに完全に侮辱された。
このひどい行為を調査するようにフランチャイズに接触しているところだ。
このひどい状況を懸念し、失望を表明してくれたファンとサポーターに心から感謝している。
関係者が彼らの行動に責任を負うことを願っている。
E-40の告発を受け、キングスの組織は調査を開始したことを発表した。
サクラメント・キングスはこれらの主張を真剣に受け止め、このような告発があるたびに常に行っているように、今回の件の事実と状況を調査している。
E-40はウォリアーズファンとして知られるため、キングスファンがけしかけた可能性があるが、セキュリティが平等に対応しなかったことは大きな問題となり得る。
NBAプレイオフというシーズンで最も注目が集まる時期だけに、このような問題が起こってしまうのは残念でならない。
なお、セキュリティは今回の件について次のように説明していると報じられている。
後ろの席に座っているファンから「E-40が過剰に席を立ち、視界を遮っている」と苦情があった。
E-40に警告したが、彼は応じなかったため、それ以上邪魔にならないようにキングスとウォリアーズのセキュリティは彼を外に連れ出そうとした。
コメントを残す