ロサンゼルス・クリッパーズのラッセル・ウェストブルックは、フェニックス・サンズとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第1戦で9得点、FG成功率15.8％（3/19）、3P成功率16.7％（1/6）にとどまった。

だが、この日はリバウンドやディフェンスで奮闘し、クリッパーズを勝利に導くファインプレイも見せた。

ウェストブルックを獲得するようフロントオフィスに働きかけたというポール・ジョージによると、これこそウェストブルックを獲得した意味だという。

ジョージはウェストブルックについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。

これこそ僕たちがラッセル・ウェストブルックを獲得した大きな理由だ。

人々はラスのミスショットだけを見ている。

彼らは彼のリバウンドとディフェンスを見ていない。

シリーズ序盤のKD（ケビン・デュラント）へのブロック、試合終盤のDブック（デビン・ブッカー）へのブロックを見てくれ。

人々は目に見えないものを見ていない。

彼がやっている他のすべてを見過ごしている。

彼らは彼がショットを決めるかミスするかしか見ておらず、それだけで彼をジャッジしている。

彼をバスケットボール選手としてジャッジしていないんだ。

第1戦のウェストブルックは、クリッパーズに不可欠な存在であることを証明したと言えるだろう。

だが、まだシリーズは始まったばかりだ。

果たしてウェストブルックは第2戦でもクリッパーズを勝利に導くパフォーマンスを見せることができるだろうか？

なお、第2戦でレフェリーを務めるのは、クリス・ポールの天敵とされるスコットフォスターとなっている。