MVP初受賞のジョエル・エンビードがジェイムス・ハーデンに感謝「彼は多くを犠牲にしてくれた」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビードは現地2日、NBAキャリアを通して初めてレギュラーシーズンMVPに選出された。
過去2シーズンはいずれもニコラ・ヨキッチに奪われたエンビードにとって悲願の受賞と言えそうだが、エンビードによると、昨季中のトレードでシクサーズに加わったジェイムス・ハーデンがいたからこそMVPを受賞することができたという。
エンビードは相棒ハーデンについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
ジェイムスだ。
どこから始めたら良いのか分からない。
彼が言ったわけではないが、彼が僕にMVPの目標を設定してくれたようなものだと思う。
彼は多くを犠牲にしてくれた。
僕が一緒にプレイしてきた中で、彼は最高のプレイメイカーであり、おそらくNBAで最高のプレイメイカーだ。
彼は僕がイージーにプレイできるようにしてくれているんだ。
トレードでシクサーズに加わって以降のハーデンは2番手の役割を受け入れ、チームメイトたちを活かすべくプレイメイクに徹している。
それがエンビードのMVP初受賞を助けたのは間違いないだろう。
エンビードが悲願のMVPを受賞したことにより、エンビードとハーデンの結束力はより一層強まったに違いない。
なお、ハーデンとエンビードの今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | J・ハーデン | J・エンビード |
---|---|---|
出場試合数 | 58 | 66 |
平均出場時間 | 36.8 | 34.6 |
平均得点 | 21.0 | 33.1 (キャリアハイ) |
平均リバウンド | 6.1 | 10.2 |
平均アシスト | 10.7 | 4.2 (キャリアハイタイ) |
平均スティール | 1.2 | 1.0 |
平均ブロック | 0.5 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 3.4 | 3.4 |
FG成功率 | 44.1% | 54.8% (キャリアハイ) |
3P成功率 | 38.5% | 33.0% |
フリースロー成功率 | 86.7% | 85.7% |
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