昨季中のトレードでダラス・マーベリックスからワシントン・ウィザーズに移籍したクリスタプス・ポルジンギスは、今季をNBAキャリアベストのシーズンとした。

マブス時代はルカ・ドンチッチと共存することができず、また怪我にも苦しめられたポルジンギスにとって、今季は復活のシーズンだったと言えるだろう。

そのポルジンギスがマブス時代を振り返った模様。

ポルジンギスによると、マブスが成功を収めることができなかったのは彼に責任があるという。ポルジンギスのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

（マブスでの時間は）楽しかったよ。

僕は自分の仕事をしたし、楽しかった。

状況が完璧ではなかっただけだ。

ルカと同じく、僕も完璧にフィットしていなかったと思う。

僕たちは求められたレベルでプレイすることができなかった。

大半は僕のせいだ。

僕はもっとうまくプレイできたと思う。

バブル前とバブル中は高いレベルでプレイし、ルカと一緒に良いプレイができた瞬間もあった。

その後、バブルの時に怪我してしまった。

それからいろんなことがあったが、今振り返ってみると、僕はもっとうまくやれたと思う。

僕はディフェンスの動きが良くなかったし、リズムが良くなかった時期もあった。

今のようなレベルでプレイしていなかった。

全体的に見ると、僕は遅かれ早かれトレードされたと思う。

彼らは常に僕に良くしてくれた。

本当に良くしてくれたし、僕はあの組織にいる全員の幸せを願っている。

素晴らしい人たちであり、僕にとっては完璧だった。

ダラスには最高のことしかない。

彼らが僕に悪いことをしたとしても、僕はダラスのベストを願うだろう。

当時のポルジンギスにはドンチッチと共にスコアリングで牽引する働きが求められていた。

だが、ポルジンギスは健康を維持することができず、結果的にトレードで放出されることになった。

マブスとウィザーズは今季NBAプレイオフ進出を逃したが、彼らはそれぞれの活躍を願い、サポートし続けることだろう。

なお、ポルジンギスのマブス時代とウィザーズでのスタッツは以下の通りとなっている。

–	DAL	WAS
出場試合数	134	82
平均出場時間	30.9	31.7
平均得点	20.0	22.9
平均リバウンド	8.8	8.5
平均アシスト	1.8	2.7
平均スティール	0.6	0.9
平均ブロック	1.7	1.5
平均ターンオーバー	1.5	2.0
FG成功率	44.8％	49.3％
3P成功率	34.5％	38.2％
フリースロー成功率	83.1％	85.5％