モンティ・ウィリアムスHCがデビン・ブッカーの疲労説を否定「他の選手たちもシュートを決めないと」
フェニックス・サンズのデビン・ブッカーは、NBAプレイオフに入って以降素晴らしいスコアリング能力を発揮し、これまで7試合で30得点以上、そのうち3試合で40得点以上を記録している。
だが、デンバー・ナゲッツとのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第5戦では28得点にとどまり、サンズを勝利に導くことができなかった。
ブッカーはNBAプレイオフ全試合で40分以上プレイしているため、「疲労の影響では?」と指摘する声も少なくない。
だが、サンズを指揮するモンティ・ウィリアムスHCによると、ブッカーが第6戦でペースが落ちたのは、疲労ではなくナゲッツのディフェンスにあったという。
ウィリアムスHCはブッカーの疲労について質問されると、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
彼ら(ナゲッツ)はケビン(・デュラント)とブックに2人、もしくは3人をぶつけてきた。
つまり、他の選手たちがショットを決めなければならないということだ。
テレンス(・ロス)は何本か決めてくれたと思う。
だが、我々はケビンとブックをオフェンスで助けられるほどのシュートを決めることができなかったんだ。
ウィリアムスHCによると、ブッカーとデュラントの出場時間をマネジメントしたいと考えているものの、そうできない状況が続いているという。
とはいえ、サンズではそもそもブッカーとデュラント以外の選手のシュートアテンプト数が少ない。
サンズがナゲッツとのシリーズを制し、悲願のNBAタイトルを勝ち取るためには、より一層のボールムーブメントが必要なのかもしれない。
なお、ブッカーとデュラントのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナルのスタッツは以下の通りとなっている。
デビン・ブッカー
– | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 | 第5戦 |
---|---|---|---|---|---|
MP | 40 | 45 | 42 | 40 | 40 |
PTS | 27 | 35 | 47 | 36 | 28 |
TRB | 4 | 5 | 6 | 6 | 6 |
AST | 8 | 6 | 9 | 12 | 4 |
STL | 1 | 0 | 3 | 1 | 0 |
BLK | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 |
TO | 3 | 2 | 3 | 5 | 2 |
FG% | 52.6% (10/19) | 48.3% (14/29) | 80.0% (20/25) | 77.8% (14/18) | 42.1% (8/19) |
3P% | 0% (0/1) | 50.0% (4/8) | 62.5% (5/8) | 75.0% (3/4) | 57.1% (4/7) |
FT% | 87.5% (7/8) | 100% (3/3) | 100% (2/2) | 83.3% (5/6) | 88.9% (8/9) |
+/- | -18 | -7 | +7 | -1 | -19 |
ケビン・デュラント
– | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 | 第5戦 |
---|---|---|---|---|---|
MP | 36 | 44 | 43 | 44 | 42 |
PTS | 29 | 24 | 39 | 36 | 26 |
TRB | 14 | 8 | 9 | 11 | 11 |
AST | 1 | 3 | 8 | 6 | 7 |
STL | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 |
BLK | 3 | 2 | 2 | 1 | 1 |
TO | 7 | 2 | 0 | 5 | 5 |
FG% | 63.2% (12/19) | 37.0% (10/27) | 38.7% (12/31) | 57.9% (11/19) | 41.7% (10/24) |
3P% | 33.3% (1/3) | 16.7% (2/12) | 20.0% (1/5) | 50.0% (2/4) | 0% (0/3) |
FT% | 100% (4/4) | 100% (2/2) | 87.5% (14/16) | 92.3% (12/13) | 66.7% (6/9) |
+/- | -20 | -4 | +11 | 0 | -19 |
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