ドレイモンド・グリーンが考えるジャマール・マレー対策とは?「ジャレッド・バンダービルト」
ロサンゼルス・レイカーズはデンバー・ナゲッツとのNBAプレイオフ・カンファレンスファイナル第2戦でジャマール・マレーに37得点の活躍を許し、シリーズ2連敗を喫した。
つまり、NBAオールスタービッグマンのニコラ・ヨキッチだけでなく、マレーに対するディフェンスも強化しなければならなくなったわけだ。
では、どうすればマレーを封じることができるのだろうか?
NBA屈指のディフェンダーであるゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンによると、その鍵を握るのはジャレッド・バンダービルトだという。
グリーンはレイカーズのマレー対策について次のように主張。clutchpoints.comが伝えている。
ナゲッツが勝ったのは、第4Qのジャマール・マレーのパフォーマンスがあったからだ。
これはジャレッド・バンダービルトのシリーズだ。
ジャレッド・バンダービルトにもっと出場時間を与えなければならない。
バンダービルトはディフェンスに定評ある選手だが、シュートについては課題を抱えている。
そのため「バンダービルトにシュートがないことがレイカーズのオフェンスにマイナスになる」と主張するNBAファンも少なくない。
だが、グリーンによると、バンダービルトを起用してマレーを封じることのほうが重要だという。
シューティングの問題ではないかもしれない。
ジャマール・マレーを抑えるためにはジャレッド・バンダービルトが必要かもしれない。
実際に彼(マレー)は第1Qで厳しいプレイを強いられた。
前半は苦しんでいた。
ジャレッド・バンダービルトは第1Qと前半でより長い出場時間を与えられていた。
だから、僕はこれがジャレッド・バンダービルトのシリーズだと思っているんだ。
ジャレッド・バンダービルトをもっとプレイさせなければならない。
間違いない。
そうすれば、ジャマール・マレーをよりうまく抑えることができるだろう。
バンダービルトはシリーズ第1戦でスターターから外された。
だが、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、デニス・シュルーダーと3ガードでスターターを組んだレイカーズは、序盤からナゲッツに圧倒されてしまった。
その結果を受け、指揮官ダービン・ハムHCは第2戦でバンダービルトをスターターに戻すと、試合はレイカーズのペースにあるように思えた。
だが、後半に入ると、ハムHCがバンダービルトを起用することはほとんどなかった。
ラッセルの不調も大きな痛手となっているが、やはりマレーに対するディフェンスは強化したいところだろう。
果たしてハムHCは第3戦をどのような戦略で戦うのだろうか?
なお、バンダービルトのNBAプレイオフ・カンファレンスファイナルのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 |
---|---|---|
出場時間 | 10 | 17 |
得点 | 0 | 4 |
リバウンド | 1 | 2 |
アシスト | 1 | 0 |
スティール | 1 | 0 |
ブロック | 0 | 0 |
TO | 1 | 0 |
FG成功率 | – | 50.0% (1/2) |
3P成功率 | – | – |
FT成功率 | – | 100% (2/2) |
+/- | +5 | -10 |
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