スティーブ・カーHCがジョナサン・クミンガをローテーションから外した理由とは?「アンドリュー・ウィギンスとゲイリー・ペイトンⅡの復帰」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのジョナサン・クミンガは、今季レギュラーシーズンで重要なベンチ選手のひとりとして活躍したものの、NBAプレイオフに入ると出場機会が激減し、平均出場時間はわずか6.1分にとどまった。
では、なぜ指揮官のスティーブ・カーはクミンガをローテーションから外したのだろうか?
カーHCによると、クミンガをローテーションから外した最大の理由はアンドリュー・ウィギンスとゲイリー・ペイトンⅡの復帰にあったという。カーHCのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
最も大きかったのは、アンドリュー・ウィギンスとゲイリーが戻ってきたことだ。
彼らが定位置に戻ってきたことにより、JKの強みであるオンボールディフェンスの必要性が減ってしまった。
彼にも伝えたのだが、ジョナサンがより出場時間を得るためにはもっと多才な選手にならなければならない。
やれることが増えれば増えるほど、ファイブマンラインナップに入れやすくなる。
JKにとって大きなことはリバウンドだ。
もし彼がこのリーグで偉大な選手になりたいなら、リバウンドを奪わなければならない。
4人のラインナップにサイズと身体能力を加える。
それが彼の次のステップだ。
彼はすでに取り組んでいるよ。
シューティング、ハンドリング、コートビジョン、コートで何が起こっているのか理解することが重要だ。
すべて改善するだろう。
なぜなら、彼はすごく若いし、働く意欲を持っているからね。
ジョナサンはレギュラーシーズン中にいくつか素晴らしいことをした。
彼にはいつもこう言っているんだ。
「君にはまだ15年先がある。非常に長いキャリアが待っている」とね。
彼はいろんな能力を持っていて、今はNBAゲームを学んでいる最中なんだ。
もしクミンガがカーHCの要求に応えることができない場合、出場機会が劇的に増えることはないだろう。
クミンガのエージェントは近日中にウォリアーズと話をし、クミンガの出場機会が一貫しないようであればトレードを要求すると報じられた。
カーHCはクミンガをローテーションに加えることを望んでいるというが、ウォリアーズとクミンガのエージェントがどのような決断を下すのか注目が集まるところだ。
クミンガの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。
– | RS | PO |
---|---|---|
出場試合数 | 67 | 10 |
平均出場時間 | 20.8 | 6.1 |
平均得点 | 9.9 | 3.4 |
平均リバウンド | 3.4 | 0.9 |
平均アシスト | 1.9 | 0.5 |
平均スティール | 0.6 | 0.2 |
平均ターンオーバー | 1.4 | 0.4 |
FG成功率 | 52.5% | 54.2% |
3P成功率 | 37.0% | 42.9% |
フリースロー成功率 | 65.2% | 55.6% |
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