マイアミ・ヒートは現地19日にボストン・セルティックスとのNBAプレイオフ・カンファレンスファイナル第2戦を制し、シリーズを2勝0敗とした。

勝利の決め手となったのはジミー・バトラーだ。

バトラーはグラント・ウィリアムスからトラッシュトークを仕掛けられると、覚醒したかのようなパフォーマンスを見せ、ヒートに流れを引き寄せた。

この時、バトラーはセルティックスを指揮するジョー・マズーラHCにメッセージを放っていた模様。

larrybrownsports.comによると、バトラーはウィリアムスからトラッシュトークを仕掛けられた後にマズーラHCの方を向き、「これがうまくいくと思ったのか？」とメッセージを放つと、その後ウィリアムスからスコアリングするたびに、「これは君が望んだことだ」と言い放ったという。

ジミー・バトラーがグラント・ウィリアムスのトラッシュトークについて「エネルギーを与えてくれた」

バトラーに火をつけてしまったウィリアムスには、批判が集中している。

また、NBAオールスターフォワードのジェイレン・ブラウンは試合後、ウィリアムスのバトラーに対するトラッシュトークについて質問されると、ノーコメントを通した。

セルティックスにはまだ逆転するチャンスはある。

だが、第2戦と第3戦はヒートのホームゲームであるため、選手全員のさらなるステップアップが必要になるだろう。

ただし、最大の鍵は「バトラーを怒らせないこと」にあるのかもしれない。