ニコラ・ヨキッチ「セルビアにいた頃はNBAをあまり見ていなかった」

デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチは、2度のMVP受賞を誇る偉大なNBAスターのひとりだ。
今季はレギュラーシーズンMVPを逃したものの、NBAプレイオフに入るとトリプルダブルを連発し、ウェスタン・カンファレンスMVPに選出。
このNBAプレイオフはまさにヨキッチのシリーズと言っても過言ではないほどの活躍を見せているが、ヨキッチのプレイスタイルは独学で学んだものなのかもしれない。
ヨキッチはNBAファイナル第1戦を終えた後、シャキール・オニールやチャールズ・バークレーなどによるインタビューに姿を現した時、「君は誰のゲームに倣ったんだい?」と質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
シャキール・オニール(笑)
正直言うと、セルビアにいた頃はNBAをあまり見ていなかった。
ディノ(・ラジャ)、ペジャ(・ストヤコビッチ)、ブラデ・ディバッツ、ドラゼン・ペトロビッチ。
彼らが最初にNBA入りし、ヨーロッパ出身の選手や元ユーゴスラビアの選手たちのために扉を開いてくれた。
ただ、僕がここに来た時は、ティミー・ダンカン、ラマーカス・オルドリッジ、ボリス・ディアウ、ダーク・ノビツキーといった選手たちがいたんだ。
ヨキッチに最も近いのは、ディバッツとディアウだろうか?
ただし、ヨキッチはすでに彼らのNBAキャリアを上回るほどの実績を残している。
ヨキッチは以前、「ナゲッツのティム・ダンカンになりたい」と語っていたというが、もしNBAタイトルを複数回獲得することができれば、ダンカンに並ぶ、もしくはダンカン以上のNBAレジェンドとして記憶されることだろう。
なお、ヨキッチとダンカンのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
| – | N・ヨキッチ | T・ダンカン |
|---|---|---|
| G | 596 | 1392 |
| MP | 30.8 | 34.0 |
| PTS | 20.2 | 19.0 |
| TRB | 10.5 | 10.8 |
| AST | 6.6 | 3.0 |
| STL | 1.2 | 0.7 |
| BLK | 0.7 | 2.2 |
| TO | 2.9 | 2.4 |
| FG% | 55.3% | 50.6% |
| 3P% | 34.8% | 17.9% |
| FT% | 82.9% | 69.6% |



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