デンバー・ナゲッツのベテランフォワード、ジェフ・グリーンは、今年8月に37歳になる。

グリーンのNBAキャリアが終わりに近づいているのは間違いないが、グリーンは40歳もしくはその手前で現役を退くことを考えているのかもしれない。

グリーンは自身の去就について質問されると、次のように答えたという。The Denver Gazetteが伝えている。

できるなら、ここ（ナゲッツ）でキャリアを終えたい。

あと2年プレイしたいが、もし妻が3年プレイさせてくれるならそれでいい。

だが、僕の目標はあと2年プレイし、その2年をナゲットとして過ごすことだ。

シアトル・スーパーソニックスの一員としてNBAキャリアをスタートさせたグリーンは、これまでスーパーソニックス、オクラホマシティ・サンダー、ボストン・セルティックス、メンフィス・グリズリーズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、オーランド・マジック、クリーブランド・キャバリアーズ、ワシントン・ウィザーズ、ユタ・ジャズ、ヒューストン・ロケッツ、ブルックリン・ネッツ、ナゲッツでプレイした経験を持つ。

異なるチームでプレイしたNBA記録を持つのは、グリーンのチームメイトであるイシュ・スミスの13チームだ。

ジム・ジャクソン、ジョー・スミス、トニー・マッセンバーグ、チャッキー・ブラウンが12チームでスミスのNBA記録に続いている。

この夏にFAになるグリーンは、スミスに「僕は君の記録を破る」と冗談で伝えているという。

高級ワインのように熟成していることから、ナゲッツでは「Vino」の愛称で親しまれているグリーン。

もしナゲッツがNBAタイトルを獲得することができれば、グリーンにとって最高の一年になることだろう。

なお、グリーンの今季とNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	NBAキャリア
G	56	16
MP	19.5	18.1
PTS	7.8 （キャリアワースト）	3.9
TRB	2.6 （キャリアワースト）	1.9
AST	1.2	0.7
STL	0.3 （キャリアワースト）	0.3
TO	0.8	0.4
FG％	48.8％	39.3％
3P％	28.8％	26.9％
FT％	74.4％	84.6％