昨年夏のトレードでNBAオールスターガードのドノバン・ミッチェル獲得に成功したクリーブランド・キャバリアーズには、NBAチャンピオンの期待がかかっていた。

だが、レブロン・ジェイムス時代以降初となるNBAプレイオフ進出は果たしたものの、ニューヨーク・ニックスに1勝4敗で敗れ、ファーストラウンドで姿を消した。

先発センターのジャレット・アレンはファーストラウンド敗退が決定した後、「思っていたよりライトが明るかった」とNBAプレイオフのプレッシャーが予想を上回ったことを明かしたが、先発ポイントガードのダリアス・ガーランドも同じように感じていたのかもしれない。

ガーランドは初めてのNBAプレイオフを振り返り、次のようにコメントしたという。hoopsrumors.comが伝えている。

ペースがすごく速かった。

本当にあっという間だった。

処理しなければならないことがたくさんある。

映像を見て、僕たちの何が間違っていたのか確認する。

そこからできるだけ学ぶ。

（ファーストラウンド敗退は）ショックだが、どのようなものなのかは分かった。

プレイオフバスケットボールがどのようなものなのか分かった。

フィジカルなゲームになることも分かった。

メンタルが重要なことも分かった。

この経験が僕たちをハードワークさせるだろうし、僕たちはこの感情を忘れないだろう。

キャブスはオフシーズン中にロスターを調整するだろうが、特にNBAプレイオフを初めて経験した若手選手たちにとって今季は貴重なシーズンとなり、来季さらなる飛躍を遂げるだろう。

ガーランドやアレン、エバン・モブリーなど、キャブスを牽引する若手選手たちはさらに成長し、キャブスをより先に進めるに違いない。

なお、ガーランドの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。

–	RS	PO
出場試合数	69	5
平均出場時間	35.5	37.8
平均得点	21.6	20.6
平均リバウンド	2.7	1.8
平均アシスト	7.8	5.0
平均スティール	1.2	1.6
平均ターンオーバー	2.9	3.6
FG成功率	46.2％ （キャリアハイタイ）	43.8％
3P成功率	41.0％ （キャリアハイ）	38.9％
フリースロー成功率	86.3％	84.0％