ジョエル・エンビードのトレード先候補にロケッツが浮上?
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジェイムス・ハーデンがダリル・モレーを公の場で批判したことにより、シクサーズの未来が不透明となった。
シクサーズファンが特に気にかけているのは、NBAオールスタービッグマンのジョエル・エンビードの動向だろう。
エンビードは先日、ハーデンを支持する姿勢を明らかにしたが、もしエンビードのシクサーズの組織に対する不信感が払拭されなければ、エンビードがトレードを要求する可能性も否定できない。
もしそうなった場合、ウェスタン・カンファレンスのNBAチームがエンビード獲りに動くかもしれない。
fadeawayworld.netによると、もしエンビードがトレードを要求した場合、ヒューストン・ロケッツが獲得を狙う可能性があるという。
ロケッツがアルペラン・シェングン、ディロン・ブルックス、フレッド・バンブリートとコアの選手を維持しつつエンビードを獲得することができれば、NBAプレイオフはもちろんNBAタイトルに近づくことができるだろう。
とはいえ、NBAを代表するスーパースターのエンビードには多くのチームが関心を持つと予想されるため、相当な資産放出を余儀なくされるかもしれない。
一方、エンビードがトレードを要求する気配は現時点ではない。
エンビードはジェイムス・ハーデンをシクサーズに残留させるべく何度も説得したものの、すべてハーデンに拒否されたと報じられている。
エンビードとしてはハーデンとシクサーズの組織の間に入って和解させたかったところだろうが、エンビードが信頼を寄せていたドック・リバースとハーデンをほぼ同時に失うとなると、エンビードのシクサーズの組織に対する信頼は完全に失われてしまうかもしれない。
いずれにせよ、シクサーズにとっては厳しい状況が続くことになりそうだ。