イタリア代表に勝利したドミニカ代表のカール・アンソニー・タウンズ「これはアップセットだったのか?」
NBAを代表するビッグマンのひとりのカール・アンソニー・タウンズ擁するドミニカ代表は、FIBAバスケットボールワールドカップのグループステージ第1戦でフィリピン代表を、第2戦でイタリア代表を下し、最高のスタートを切った。
特にドミニカ代表にとって強豪イタリア代表戦は大勝利と言えるだろうが、タウンズはにとっては至って普通のことだったのかもしれない。
タウンズはイタリア代表に勝利した後、次のようにコメントしたという。eurohoops.netが伝えている。
これはアップセットだったのか?
僕たちはただ勝ちたかった。
後半は素晴らしいプレイをしたと思う。
それが勝利に繋がったんだ。
チームとして素晴らしい仕事をした。
全員が素晴らしかった。
すごく大きな勝利だ。
僕たちは勝つためにここに来た。
2勝0敗の結果は良い。
だが、アンゴラ戦がまだ残っている。
戦い続け、良いプレイをするだけだ。
ドミニカ代表はイタリア代表との試合で好スタートを切ることができず、0-12と劣勢を強いられた。
だが、ネストル・ガルシアHCが3分の間にタイムアウトを2度取って立て直しを図ると、ドミニカ代表はリズムを取り戻した。
タウンズによると、イタリア代表に勝利したのはガルシアHCの働きも大きかったという。
コーチにこう言われたんだ。
「自分たちがやってきたことを続けろ」とね。
ゲームプランは素晴らしかったと思う。
コーチ・ネストルは素晴らしいゲームプランを立ててくれた。
僕たちは規律を守り、何本かショットを決め、後半になるとようやく入り始めた。
素晴らしい。
本当に素晴らしい。
もう少しハードにプレイし、ディフェンス面でステップアップしなければならないと思う。
彼ら(イタリア代表)は前半で何本もショットを決めてきたからね。
彼らにショットをミスさせる方法を見つけ、その仕事をまっとうできたのは良かった。
この試合のMVPはドミニカ共和国だ。
ドミニカ代表がこのワールドカップでメダルを獲得する可能性は低い。
だが、この勝利はドミニカ代表の未来に向けた第一歩であり、ドミニカ国内のバスケットボール人気拡大につながるだろう。
なお、タウンズのワールドカップ2試合のスタッツは以下の通りとなっている。
– | フィリピン戦 | イタリア戦 |
---|---|---|
MP | 35 | 32 |
PTS | 26 | 24 |
TRB | 10 | 11 |
AST | 0 | 5 |
STL | 0 | 0 |
BLK | 0 | 0 |
TO | 5 | 3 |
FG% | 31.2% (5/16) | 46.7% (7/15) |
3P% | 20.0% (1/5) | 44.4% (4/9) |
FT% | 93.8% (15/16) | 75.0% (6/8) |
+/- | +9 | -4 |