リトアニア代表の選手が舌を出してオースティン・リーブスを挑発した理由とは?「彼の兄に言われたから」
日本時間3日に行われたFIBAバスケットボールワールドカップ・グループステージセカンドラウンドのチームUSA対リトアニア代表は、サイズと3ポイントシュートで上回ったリトアニア代表が勝利した。
リトアニア代表にとって歴史的な日になったと言えそうだが、リトアニア代表のバイダス・カリニャウスカスがオースティン・リーブス相手に3ポイントプレイを成功させた後のアクションも話題になっている。
カリニャウスカスはポストプレイでリーブスからファウルをもらいながらショットを決めた後、リーブスのほうを振り向き、舌を出したのだ。
では、なぜカリニャウスカスはフィリピンファンお気に入りのリーブスに向かって舌を出し、挑発したのだろうか?
カリニャウスカスによると、昨季共にプレイしたリーブスの兄から「トラッシュトークを仕掛けろ」と言われていたという。カリニャウスカスのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
僕は昨季、彼の兄(スペンサー・リーブス)と一緒にプレイした。
彼(スペンサー・リーブス)と試合前に話をした。
彼にこう言われたんだ。
「オースティンにトラッシュトークを仕掛けろ」とね。
だから、僕はそうしたんだ。
カリニャウスカスは試合後のロッカールームでチームUSAのキャップを被り、チームメイトたちと喜びを分かち合った。
一方、リーブスは優れたディフェンダーではあるものの、リトアニア代表にミスマッチを築かれ、最終的に5ファウルで退場した。
チームUSAとリトアニア代表は決勝に勝ち進まない限り再戦しないが、もし再戦が実現した場合、チームUSAの選手たちは闘志を剥き出しにしてぶつかっていくことだろう。
なお、この日のカリニャウスカスとリーブスのスタッツは以下の通りとなっている。
– | V・カリニャウスカス | A・リーブス |
---|---|---|
MP | 17 | 13 |
PTS | 15 | 7 |
TRB | 4 | 0 |
AST | 2 | 0 |
STL | 0 | 0 |
BLK | 0 | 0 |
TO | 2 | 0 |
FG% | 71.4% (5/7) | 25.0% (1/4) |
3P% | 100% (2/2) | 0% (0/2) |
FT% | 75.0% (3/4) | 100% (5/5) |
+/- | -2 | -8 |