ジェイレン・ブランソンが幼少時代にマイケル・ジョーダンのサインを断っていた?

ニューヨーク・ニックスのジェイレン・ブランソンは、NBAを代表するポイントガードのひとりだ。
この夏にはチームUSAの一員としてFIBAバスケットボールワールドカップに出場するなど、バスケットボール選手として着実に成長しているブランソン。
だが、ブランソンに後悔があるとすれば、それはNBA史上最も偉大な選手であるマイケル・ジョーダンのサインを断ったことなのかもしれない。
NBA記者のオーム・ヨンミスクによると、ジョーダンがワシントン・ウィザーズに所属していた当時、ブランソンが着ていたジャージーにサインしようとしたところ、ジョーダンの偉大さを知らなかったブランソンは「ジャージーの価値が下がる」と考え、サインを断ったという。
ブランソンの父であり、元NBA選手のリック・ブランソンからこの話を聞いたというヨンミスク記者は、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
ジェイレンが父親の試合を観戦しに行く時は、いつもそのチームのジャージーを着ていた。
リック・ブランソンは多くのチームでプレイしたが、当時はウィザーズでプレイしていた。
だから、彼はマイケル・ジョーダンの23番の新品のジャージーを着て行った。
リック・ブランソンは彼をロッカールームに連れていき、パトリック・ユーイングに紹介すると、彼はこう言った。
「マイケル・ジョーダンにサインしてほしい?」とね。
すると、マイケルがやって来て、「ジャージーにサインしてほしいかい?」と言った。
当時5歳のジェイレンはマイケル・ジョーダンのことを知らなかった。
「嫌だ。ジャージーを台無しにしないでくれ」と言ったんだ。
彼はそのことを後悔しているよ。
だが、彼はGOATのサインを断り、「このジャージーを台無しにされたくない」と言ったんだ。
当時のジョーダンはすでに全盛期を過ぎており、シカゴ・ブルズを2度のスリーピートに導いた選手ではなくなっていた。
また、ブランソンは5歳だったため、ジョーダンのことを知らなかったのも当然なのかもしれない。
だが、もしサインを断っていなければ、おそらくそのジャージーには信じられないほど高額な値段がついたことだろう。