ポール・ピアースがNBA入りする前のレブロン・ジェイムスの評判について語る「何者?という感じだった」
高校卒業後にNBAドラフト1位指名でクリーブランド・キャバリアーズに入団したレブロン・ジェイムスは、ルーキーシーズンから期待に応えるパフォーマンスを見せていた。
NBA入りする前から大注目されていたジェイムスは、2000年代のNBAドラフト1位選手の中で最も偉大なNBAキャリアを送っていると言っても差し支えないだろう。
ジェイムスと何度も激しいバトルを繰り広げたNBAレジェンドのポール・ピアースによると、ジェイムスがNBA入りする前から彼の評判は耳に入っていたという。
ケビン・ガーネットのポッドキャストにゲスト出演したピアースは、NBA入りする前のジェイムスについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
NBA選手たち、Jay Z、すべてのヒップホップアーティストたちは、彼の高校の試合を観戦しに行っていた。
僕たちは「彼はいったい何者なんだ?」という感じさ。
僕がロッカールームにいた時、皆は「あの若者はオールスターゲームに今すぐ先発出場できる」と言っていた。
僕たちがフィリーを訪れた時のことだったと思う。
僕は「何だって?オールスターゲームに先発できる高校生がいるのか?」と思った。
そういう話がロッカールームで広がっていたんだ。
ピアースはジェイムスがNBA入りした時から脅威を感じ、「絶対に倒さなければならない」と認識したことだろう。
ジェイムスはルーキーシーズンにNBAオールスターに選出されなかった。
だが、翌シーズンから毎年選出され、現在19年連続でNBAオールスターに選出されている。
現役時代のピアースはジェイムスと良好な関係を築かず、常に敵対していたが、過度な期待に負けることなく偉大なNBAキャリアを送ってきたジェイムスをリスペクトしているに違いない。