ナゲッツのジョシュ・クロエンケ球団社長「ニコラ・ヨキッチにはメールを送らなかった」
ニコラ・ヨキッチはデンバー・ナゲッツをフランチャイズ初となるNBAチャンピオンに導いた後、アメリカ国内でセレモニーやパーティーを楽しんだ後に母国セルビアに帰国した。
セルビアでは趣味の競馬やパーティーなどを存分に楽しみ、十分にリフレッシュしてアメリカに戻ってきたというが、ナゲッツのジョシュ・クロエンケ球団社長によると、ヨキッチが気兼ねなくオフシーズンを楽しめるようにするため、毎年夏は一切メールを送っていないという。
クロエンケ球団社長はヨキッチについて次のようにコメント。ESPNが伝えている。
我々全員が彼をそっとしておいた。
彼がバスケットボールから離れ、家族と共に過ごし、彼が彼自身の基盤を再び見つけることは、ナゲッツとバスケットボールにとってプラスになる。
なぜなら、彼はフレッシュな状態で戻ってくるからね。
ヨキッチは先日、この夏を通してバスケットボールを触ったのはわずか3回だったことを明かした。
とはいえ、ただ趣味にほうけていたわけではない。
チームメイトのアーロン・ゴードンによると、ヨキッチはセルビアで懸命にトレーニングに取り組んでいたという。
彼は世界最高の選手だ。
彼はモンスターのようにワークアウトする。
彼のトレーニング方法、食事、身体に対するケアは、他の誰にも劣らない。
彼はまだ28歳だ。
よりスマートにディフェンスとオフェンスを展開できるようになるだろう。
彼を止めることができる選手はいない。
誰も彼に対する答えを見つけることができていないんだ。
昨季はレギュラーシーズンMVPを逃したものの、ナゲッツをNBAタイトル獲得に導き、かつファイナルMVPを勝ち取ったヨキッチ。
母国でリフレッシュしたヨキッチは今季も支配力あるパフォーマンスを見せてくれそうだ。