昨季サンアントニオ・スパーズの一員として31試合に出場したベテランビッグマンのゴーギー・ジェンは、どのNBAチームとも契約していない。

だが、ジェンスは選手としてではなく、ビジネスマンとしてのキャリアを始めることを決断したようだ。

ジェンによると、今はスパーズのフロントオフィスで働いているという。ジェンのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。

僕はすごく自由にやっている。

フロントオフィスで学んだり、仕事をしたりしている。

選手たちが練習を始めると、僕もここに来てチームを助けている。

彼らのそばにいて手助けしているんだ。

僕の周りにいる誰もが、僕が（NBAで）10年プレイしたいと思っていたことを知っていた。

僕はいつもそう言っていた。

10年目になった時、僕は「目標を達成した」と言っていたんだ。

これをやめ、違うことに挑戦する時間さ。

ジェンは現役引退を正式に発表していない。

だが、事実上引退したと言えるだろう。

ジェンはビクター・ウェンバンヤマやチャールズ・バッシーといった若手ビッグマンの指導にもあたっているというが、将来的にはバスケットボールオペレーション部門のトップに就くことを目指しているという。

スパーズがチームの礎を築こうとしているのと同じように、ジェンもビジネスマンとしての礎を築き、いずれはビジネスマンとしてチームを牽引するに違いない。

なお、ジェンのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	NBAキャリア
TM	ミネソタ・ティンバーウルブズ メンフィス・グリズリーズ サンアントニオ・スパーズ アトランタ・ホークス
G	628
MP	20.1
PTS	7.3
TRB	5.6
AST	1.3
STL	0.7
BLK	0.9
TO	1.1
FG％	49.6％
3P％	35.5％
FT％	79.1％