ヤニス・アンテトクンポがバックスに警鐘「ディフェンスにプライドがない」
ミルウォーキー・バックスは現在、25勝11敗でイースタン・カンファレンス2位につけている。
NBAトップの成績を誇るボストン・セルティックスとは3.5ゲーム差あるものの、逆転のチャンスはまだまだある。
だが、 NBAオールスターフォワードのヤニス・アンテトクンポは、ここ4試合で3敗を喫している状況を懸念しているようだ。
アンテトクンポによると、バックスはディフェンスを改善しなければならないという。
アンテトクンポはヒューストン・ロケッツに敗れた後、バックスについて次のように指摘。basketnews.comが伝えている。
オフェンスについて言うと、うまくいく夜があれば、うまくいかない夜もある。
だが、ディフェンスについては常に努力しなければならない。
(ロケッツ戦で)僕たちはディフェンスで努力していなかった。
プライドがなかった。
相手はただドライブし、まっすぐドライブし、オーバーヘルプし、3ポイントを撃ち、オフェンシブリバウンドを奪っていた。
何もなかった。
これはミルウォーキー・バックスではない。
これは僕たちの姿ではない。
この日のアンテトクンポは48得点、17リバウンドと大爆発。
だが、バックスを勝利に導くことはできなかった。
バックスのディフェンスについてはシーズン序盤から問題視されているが、NBAタイトルを奪還するためにも早急にディフェンスを立て直したいところだろう。
バックスはユタ・ジャズ戦を終えた後、セルティックス、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、サクラメント・キングスと、オフェンシブなチームとの対戦を控えている。
これらの試合はバックスのディフェンスを確認する機会となるだろうが、果たしてバックスはディフェンスのアイデンティティを構築することができるだろうか?
なお、ロケッツ対バックス戦の両チームのスタッツは以下の通りとなっている。
– | HOU | MIL |
---|---|---|
PTS | 112 | 108 |
TRB | 46 ORB:7 DRB:39 | 41 ORB:4 DRB:37 |
AST | 22 | 20 |
STL | 7 | 7 |
BLK | 2 | 4 |
TO | 10 | 11 |
FG% | 43.4% (36/83) | 46.1% (35/76) |
3P% | 38.2% (13/34) | 26.5% (9/34) |
FT% | 84.4% (27/32) | 69.0% (29/42) |