ラプターズのフロントオフィスとパスカル・シアカムの関係が断絶?
トロント・ラプターズは先日のトレードでRJ・バレット、イマニュエル・クイックリー、NBAドラフト2巡目指名権を獲得し、OG・アヌノビー、プレシャス・アチウワ、マラカイ・フリンを放出した。
ラプターズの動きはこれで終わりではなく、来月のトレード期限までにパスカル・シアカムも放出すると噂されている。
現時点でシアカムに関心を持っていると噂されているのは、インディアナ・ペイサーズ、デトロイト・ピストンズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズだ。
そんな中、シアカムのトレード交渉を加速させるような噂が浮上した模様。
fadeawayworld.netによると、ラプターズが昨季プレイイントーナメントでシカゴ・ブルズに敗れた時から、マサイ・ウジリをはじめとしたラプターズのフロントオフィスメンバーはシアカムとほとんどコミュニケーションをとっていないという。
現在イースタン・カンファレンス11位のラプターズは、本格的な再建期に入るのではなく、トレードで即戦力の若手選手や成長が期待できる若手選手を集めると見られている。
今年4月に30歳になるシアカムはラプターズのタイムラインに合わないため、ラプターズとしては今季限りで契約満了となるシアカムをトレードで放出し、リターンを得たいところだろう。
もしラプターズのフロントオフィスとシアカムの関係が本当に悪化しているなら、来月のトレード期限までに交渉がまとまる可能性は十分あると言えそうだ。
なお、シアカムの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 36 | 507 |
MP | 34.9 | 30.9 |
PTS | 22.1 | 17.4 |
TRB | 6.5 | 6.5 |
AST | 5.0 | 3.6 |
STL | 0.9 | 0.9 |
TO | 2.2 | 1.9 |
FG% | 52.3% | 49.0% |
3P% | 29.7% | 32.5% |
FT% | 75.5% | 77.2% |