ロサンゼルス・レイカーズは先日、NBAレジェンドのコービー・ブライアントの銅像除幕セレモニーを執り行った。

ブライアントとつながりがある元NBA選手やファンが現地に駆けつけ、ブライアントチャントが巻き起こるなど感動的なセレモニーになったわけだが、ブライアントとチームメイトとしてプレイした数少ない現役NBA選手のひとりであるディアンジェロ・ラッセルも感慨深く思っていたようだ。

ラッセルはブライアントの銅像除幕セレモニーを振り返り、次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。

（当日のデンバー・ナゲッツ戦で）プレイし、このムーブメントの一員になり、ファンが望んでいたものをもたらしたかった。

彼のために勝利を届けたかった。

彼（ブライアント）の近くにいた警備員のひとりと話をしたのだが、ファンがあのようにコービーチャントをするのはものすごかったし、ゾクゾクした。

あのようなチャントは彼のラストゲーム以降聞いていなかったし、当時の感覚が戻ったような感じだった。

彼のためにも、僕たちのファンのためにも、（ナゲッツに）勝ちたかった。

ラッセルは怪我によりナゲッツ戦に出場することができなかった。

だが、その翌日に行われたユタ・ジャズ戦で6本の3ポイントを含む30得点を記録し、レイカーズを勝利に導いた。

天国のブライアントもラッセルの活躍を喜んだに違いない。

なお、ラッセルの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2023-24	NBAキャリア
G	51	546
MP	31.2	30.0
PTS	17.5	17.7
TRB	2.8	3.4
AST	6.3	5.7
STL	0.8 （キャリアワーストタイ）	1.1
TO	1.9	2.7
FG％	46.5％	42.9％
3P％	41.7％ （キャリアハイ）	36.7％
FT％	81.0％	79.0％