ビクター・ウェンバンヤマがマイケル・ジョーダン以来の偉業達成も「負けたから満足できない」
サンアントニオ・スパーズのNBAドラフト1位選手、ビクター・ウェンバンヤマは、現地23日に行われたロサンゼルス・レイカーズ戦で27得点、10リバウンド、8アシスト、5スティール、5ブロックショットと、素晴らしいパフォーマンスを見せた。
ウェンバンヤマが5スティール以上、5ブロックショット以上を記録したのは2試合連続。
この記録を達成したのは、NBAレジェンドのマイケル・ジョーダンとウェンバンヤマのみだ。
だが、ウェンバンヤマは素直に喜べなかったようだ。
ウェンバンヤマはジョーダン以来の記録を達成したことについて質問されると、次のように答えたという。ESPNが伝えている。
(ジョーダンは)負けてではなく、勝って達成できたのかな?
僕としては記録は二の次だ。
将来振り返って良いパフォーマンスだったと思えることを願っているが、今日は負けたから満足できない。
ウェンバンヤマは立ち上がりから支配力あるパフォーマンスを見せ、第1Qだけで16得点を記録。
だが、第2Qに入るとアンソニー・デイビスが支配力あるプレイでスパーズを圧倒した。
ウェンバンヤマにとって残念な結果となってしまったが、スパーズが勝利にチームに生まれ変わり、ウェンバンヤマがこれから達成するであろうNBA記録を素直に喜べる日が来ることを祈りたいところだ。
なお、レイカーズ戦のウェンバンヤマのスタッツは以下の通りとなっている。
– | LAL |
---|---|
MP | 30:55 |
PTS | 27 |
TRB | 10 |
AST | 8 |
STL | 5 |
BLK | 5 |
TO | 2 |
FG% | 43.8% (7/16) |
3P% | 37.5% (3/8) |
FT% | 90.9% (10/11) |
+/- | 0 |