ケンドリック・パーキンスがレブロン・ジェイムスに引退を勧める「レガシーに悪影響が及ぶ前に・・・」
ロサンゼルス・レイカーズのNBAオールスターフォワード、レブロン・ジェイムスは、来季のプレイヤーオプションを破棄してFAになると見られている。
昨季終了後は現役引退の可能性もあるとされていたものの、少なくとも今はその懸念はほとんどないと言えるだろう。
だが、元NBA選手のケンドリック・パーキンスによると、ジェイムスは今このタイミングでNBA選手としてのキャリアを終えるべきだという。
パーキンスはジェイムスについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
こんなことは言いたくないが、僕は心底こう思っている。
レブロン・ジェイムスに引退してほしい。
レブロン・ジェイムスをもう見たくないとか、彼を評価したくないとか、そういうわけではないよ。
だが、正直言うと、レブロン・ジェイムスは現役を続ければ続けるほど、彼のレガシーは傷つき、彼のGOAT論も傷ついてしまうと思うんだ。
彼がコートに足を踏み入れる限り、常にチャンピオンの期待がかかるだろう。
その期待に応えることができなかった時、我々は彼を見て、「いま何が起こっているんだ?」と考えるだろうね。
パーキンスによると、引退を勧めるのはジェイムスのプレイに問題があるわけではなく、ジェイムスがあまりにも期待されているからだという。
ジェイムスは今年40歳になる。
親友のアンソニー・デイビスやエージェントのリッチ・ポールによると、ジェイムスはあと数年はプレイできるというが、ジェイムスはこれまで何度も語ったように気力が尽きた時にNBAキャリアを終える決断を下すだろう。
パーキンスにはジェイムスの決断を支持し、元チームメイトとして彼が力尽きる時までサポートしてもらいたいところだ。
なお、ジェイムスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 71 | 1492 |
MP | 35.3 | 37.9 |
PTS | 25.7 | 27.1 |
TRB | 7.3 | 7.5 |
AST | 8.3 | 7.4 |
STL | 1.3 | 1.5 |
BLK | 0.5 | 07 |
TO | 3.5 | 3.5 |
FG% | 54.0% | 50.6% |
3P% | 41.0% (キャリアハイ) | 34.8% |
FT% | 75.0% | 73.6% |