ドウェイン・ケーシーHC「デリック・ローズの出場時間を制限しないと」
この夏に2年契約でデトロイト・ピストンズに移籍したデリック・ローズは、すでにピストンズにとって欠かせないプレイヤーになりつつある。
まだ4試合を消化したのみではあるものの、数字上はキャリアベストに迫るパフォーマンスを見せているローズ。
だが、過去にキャリアを危ぶまれるほどの大怪我を負ったこと、また31歳という年齢もあり、ドウェイン・ケーシーHCはローズの起用に慎重になっているのかもしれない。
ケーシーHCはローズについて次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
「彼の出場時間をチェックしておかないとね。彼の出場時間を27、28分程度に抑えるつもりだ。多少はごまかすことがあるかもしれない。だけど、ほとんどのケースにおいて、我々は彼の出場時間をそれくらいにキープするつもりさ」
ミネソタ・ティンバーウルブズでプレイした昨季、ローズはキャリアハイとなる得点をマークした。
長い苦しみからようやく抜け出せたような試合だったと言えるだろう。
かつてのような爆発的なプレイは見られなくなってしまったが、限られた時間の中で最高のパフォーマンスを見せてくれるに違いない。
なお、今季のローズは4試合に出場し、平均26.3分のプレイで21.5得点、1.8リバウンド、5.3アシスト、FG成功率54.7%、3P成功率50.0%(2本中1本)を記録。
キャリアを通してシカゴ・ブルズ、ニューヨーク・ニックス、クリーブランド・キャバリアーズ、ウルブズ、ピストンズでレギュラーシーズン通算550試合に出場し、平均33.1分のプレイで18.8得点、3.5リバウンド、5.6アシスト、FG成功率45.4%、3P成功率30.4%を記録している。
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