昨季中のトレードでニューヨーク・ニックスからダラス・マーベリックスへ移籍したクリスタプス・ポルジンギスが、移籍後初めてマディソン・スクエア・ガーデンのコートでプレイした。

ニックスファンはポルジンギスに対し、「ラトビアに帰れ！」、「裏切り者！」などと強烈なブーイングを浴びせ、会場は異様な雰囲気に包まれていたが、ポルジンギスはニックスファンの熱意をひしひしと感じていたようだ。

ポルジンギスは試合後、ニックスファンからブーイングについて次のように言及。ESPNが伝えている。

「かなりうるさかった。かなりうるさかったね。彼らのファンは本当に、本当に情熱的だ」

「フェアだったかそうじゃなかったかは分からない。考えることはあんまりしない。俺たちは勝つためにここ（マディソン・スクエア・ガーデン）に来たんだ」

異様な雰囲気の中で行われたゲームで、ポルジンギスは20得点、11リバウンド、3ブロックショットを記録。

だが、試合はホームのニックスが勝利した。

マブスの今季のニックス戦は0勝2敗。

レギュラーシーズンの対戦はこれが最後であり、ニックスがスウィープする結果となった。

もし両チームがプレイオフで対戦することになれば、ニックスファンはさらに激しいブーイングを浴びせかけることだろう。