JR・スミスがGOAT議論について「ライオンとトラは比較できない」
NBA史上最も偉大なプレイヤー「GOAT」の議論において必ず名前が挙がるのが、マイケル・ジョーダン、コービー・ブライアント、そしてレブロン・ジェイムスだ。
ただ、ジェイムスはオールラウンダーであり、ジョーダンやブライアントのようなスコアラーではない。
それだけでなく、リーダーシップのあり方にも違いがあるようだ。
ジェイムスとクリーブランド・キャバリアーズ時代のチームメイトであるJR・スミスによると、ジェイムスは自身が手本を示して牽引するタイプのリーダーだという。
スミスはジェイムスについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
ブロンについて言えるひとつのことは、彼は彼の労働観をもって牽引するということだ。
彼の大きな特徴は、労働感をもって皆を牽引できるということさ。
当然ながら、より優れた選手とのほうがやりやすい。
ただし、僕のためにジョーダンはそうしないし、コービーはそうしない。
キラーメンタリティを持つ多くの選手は、そうするタイプではないんだ。
彼(ジェイムス)はスコアラーではない。
スコアラーとは、ひとりでやるマインドを持つ人間のことだ。
スナイパーのようにね。
ジョーダンとコービーはスコアラー。
彼らは1試合50、60、70得点を叩き出していた。
一方、リバウンド、スコアリング、パス、ドリブルがある選手と一緒にプレイする時、まったく異なる雰囲気になる。
ブロンは彼らとまったく異なる人間だ。
比較することはできない。
なぜならライオンとトラを比較することはできないからね。
同じネコ科でも同じじゃないのさ。
スミスは以前、自身を「ジェイムスのナイト」と称し、ジェイムスのために尽くすと語っていた。
それはジェイムスから信頼されていると感じ、これまで会った誰とも異なるリーダーだと感じていたからなのかもしれない。
そもそもGOATの議論に現役選手が加わること自体が異例と言えるだろう。
ジェイムスがキャリアを終えた時、いったいどこまで名声を高めているのだろうか。
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